2002年のアーカイブ

2002.9.6
at 北沢タウンホール

Percussion Jazz Descargas
コガワナオアツ:timb  柴田理絵:conga  金子真美:marimba
望月けいこ:vib  小林綾:piano  川本悠自:bass



国立音大パーカッション科卒業生有志で結成されたPercussion Jazz Descargas。 底抜けに明るいデスカルガ(ジャムセッション)を繰り広げる彼らの演奏は まさしく奔放で自由そのもの。「音楽が本当に楽しい!」といわんばかりの 笑顔が眩しく光っていました。

ukulele club
松宮幹彦:ukulele  渡辺賢一:guitar



ひとりでも、ふたりでも、さんにんでも、それはウクレレクラブ。軽妙でおしゃれな ウクレレサウンドは、あいにく雨だったNNG2002の会場に爽やかな風を呼んでくれました。 そのテクニックには脱帽!!

南部合唱団 なんぶ太鼓教室


南部合唱団の郷土部が呼びかけて誕生したなんぶ太鼓教室。開設当初は大人の団体でしたが いつのまにか子供達が増えていったとのこと。年齢もさまざまなメンバーの演奏の トレードマークは“元気印の笑顔”。子供達の威勢のいい掛け声に客席でも思わず笑顔が こぼれてしまいます。

佐藤通弘
佐藤通弘:津軽三味線  佐藤通芳:津軽三味線>



先駆者として様々な国際的セッションのなかで津軽三味線の可能性を広げてきたアーティストである 佐藤通弘さん。そのたたずまいと津軽三味線の気迫には孤高の野武士のようなイメージが重なります。



ナターシャ・グジー
ナターシャ・グジー:Vo&バンドゥーラ
川村昌子:琴  丸太美樹:琴  井上 鑑:key


ナターシャは6歳の春、チェルノブイリ原発から3.5キロ離れたプリピャチ市で被曝しました。 今、ナターシャは22才。忘れることの許されない記憶を、音楽に託して歌い継ごうとしています。 ギリシャに起源を持つウクライナの民族楽器バンドゥーラを弾きながら、彼女の歌声は会場に 静かに深く響いていきます


アルバム「セルツェ‐こころ」(音楽センター)を発売したナターシャ。「音楽は生きる力を与えてくれる 大切なもの」と語る彼女は作詞作曲も手がけています。 「いいえ これは夢ではなく現実 未来への 希望の灯が消えてしまいそう なぜなの 教えて」 ウクライナ語の美しい響きに隠された問いかけに、人類はどんな答を返すことが出来るのでしょうか…。


「この歌から愛を学んだ 信じている たとえ時が移り変わっても 愛に包まれたこの歌は  いつまでもこだますると 『この愛の歌を育んでくれたのは お父さん お母さん あなたたちよ』」  彼女の歌声、言葉、人生そのものがメッセージであると会場の誰しもが感じたNNG2002でした。

STAFF
主催・企画・制作

NNG実行委員会
後援
世田谷区
音響
INOXサウンドデザイン
照明
(有)創光房 大鷲良一
制作協力
PABLO、T-off、チームアクティブ
反核日本の音楽家たち
世田谷反核平和コンサート実行委員会

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